”叱らない育児”は無理がある

 

叱らない育児

 

いつからなのか、このような子育て論をネットや本でも多く見かけるようになりましたよね。

その結果、

 

・我慢できなくてすぐカッとなる
・叱られ慣れてないので、凹みやすい
・すぐ諦める

 

などが弊害として取り上げられたりしています。

 

実際娘が通っていた幼児教室でも

「3歳までは叱らない育児」

 

というのを掲げていました。

 

でも同じ教室に通うママたちとはいつも

「叱らないとか無理だよね!」

 

とついイラっとしてしまったり
大声をあげてしまったり

 

そんなエピソードのシェアをしていました。

 

そうなんですよ!

 

叱らないとか無理!!!

 

ただでさえ、産後でホルモンバランスが大幅に崩れている上に、母乳で自分の栄養はきっと不足だし、睡眠不足

 

そんな状態でイラつくな、叱るな

 

と言われる方が無理があります。

 

子どもが言葉を話せるようになり、意思疎通ができるようになったとて

それでもまだまだ判断力や理解力が乏しい子どもです。

 

大人と同じように感情を抜きにした会話ができるわけがないのです。

大人だって状況によっては感情むき出しなのに(笑)

 

子どもは、直感で感覚で感性で生きていますから、そんな思いつきが大人の私たちに
ダイレクトに伝わりイラっとさせるわけですね。

 

ある意味仕方のないことです。

 

とはいえ、そう開き直ってむやみに叱り続けても母と子のお互いにとって良いことはないかと思いますので、

時にはイラっとしてもいい、叱ってもいい

 

という前提を持ちながらも、どのようにしていくと良い関係でいられるのか?

 

ということをまとめてみました。

 

①と②は理想論です。

こうなったら素敵、誰もが頭ではわかっている

でもね!!!

っていうのはよくわかります。

 

なので、③で、

 

とはいえ!!!

 

ということを伝えます!

 

 

①叱り方のメリハリ

 

これは幼児教室でもよく言われていましたし(叱らない育児とは本当に叱らないということではない)
自分でもいつも意識をしています。

 

どんな時でも、どんな状況でも、叱り方がいつも同じトーンで、しかも叱る割合が多い(イライラが表面化しやすい)と子どもはそれが常だと思ってしまい、何が良くて何が悪いのか?がわからなくなります。

 

叱られてるのか、怒っているのか、イライラしているのか、自分は嫌われているのか?何が悪いのか?

よくわからない状態です。

結果的に親のイライラをさらに悪化させるという負のスパイラル。

 

・子どもがよっぽど危険にさらされそうなとき、害がありそうな時の叱り方

・危険や害はないが、困る(親や家族が)

 

にメリハリをつけましょう!というもの。

 

それこそ、危険が迫っている時は、こっちにも考えている余裕はありませんし、自然に大きな声やシビアな顔になりますね。

 

なので、よっぽどでない場合、

例えば「こぼす」とか「汚れる」とか日常の困りごとは
次からどうすればいいのか?を体験から自分で学ぶ良い機会だと思って、見守るか、叱るにしても、穏やかに悟すイメージが良いですよね。

 

外で明らかに人に迷惑をかけてしまう

というときも、大事なシーンではありますね。

 

 

なので、

”親は困るけど、それ以外に害はない”時はなるべく穏やかに

”危険、その場での迷惑行為”の時はわかりやすく叱る

 

というメリハリがオススメです。

 

 

②叱る際の一貫性

 

 

同じシーンにおいても、心の状態が悪いと激叱り、心の状態が良いと叱りすらしない

 

そんなことってないですか?

叱る側の状態が左右されてしまうと、子どもにとっては混乱を招きます。

 

これが引き起こす最たる例が

 

親の顔色を伺う

 

これですよね。

 

物事の良し悪しではなく、親に叱られるかどうか

が判断基準になってしまいます。

 

そして、この基準というのは各家庭においても異なります。

うちの娘は、あることについて私がNOを示した時

「○○ちゃんもやってたよ」

と訴えてくるのですが、私なりにきちんとした理由があってNOを伝えているので、

きちんと説明をして、例えすぐ理解できなくても毎回言い続けます。

 

これこそ、考え方の違いが出るような内容なので、人によっては気にしないということはあるのです。

 

とにかく人は人、自分は自分、うちはうち、考え方は色々、正解は1つじゃない

 

ということを

言葉の意思疎通ができるようになった頃から一貫して伝えています。

 

こういうのって、母親と父親でも判断が異なることはありますよね。

 

パパの時は良くて、ママの時はだめ

 

これも内容によっては、対パパ、対ママで対応を変えるのはありですし、内容によっては夫婦で話し合って1つの落とし所を決めていくことも必要です。

 

危険、明らかな迷惑行為に該当しないことならば、

最終的に、本人はどうしたいか?を問うてみて決めてもらう

 

というのも1つの方法です。

 

◆叱ったあとの関わり

 

 

①、②については、私自身意識をしているものの、じゃあ全部できているのか?と言われれば、正直できていません。

 

まだまだ未熟者で、心の状態が乱れている時など、感情丸出しでイラっとしてます。

だって人間だもの。笑

 

それでもただ開き直ってるわけではなく、事が起こるごとに
振り返り、実験し、試行錯誤しながら、少しずつコントロールできる自分になっている実感はあります。

 

 

 

顕在意識、潜在意識の話は最近心理学の世界以外でもよく使われているのでよく見聞きするとは思います。

 

潜在意識はもともと、プラス、マイナスのジャッジがないのですが、出来事に感情(プラスorマイナス)がくっついて記憶となっています。

 

子どもがお母さんに叱られると→マイナス体験

となることが多いはずですが、

 

幼い頃はお母さんが怒った=自分のこと嫌いなのかな

 

と受け取ってしまった場合、それが後を引くことがあるらしいんですね。

 

大事なのが、その出来事が完結したかどうか。

 

モヤモヤを残しているとそれが大人になって何らか後を引きずって何かのブロックになっている人もいるのだとか。

 

そこで、叱った後の関わりが大事になってくるわけなんですが、

 

つい怒ってしまったあと(あえて怒ったにしておきます)

後から、謝ったり説明をすることが大事です。

 

私は、明らかに自分の機嫌が原因だった自覚があると

「さっき怒ってごめんね。ちょっと○○だったの」

 

という感じで必ずハグしています。

(ハグはいつまでしてくれるのかなーなんて思いながらw)

 

叱ることは必要だったけどもっと言い方があったかな。。。

という場合はその旨を伝えたらいいですし。

 

○○の部分は

 

例えば

 

イライラしてた
仕事がうまくいかなかった
心配事があって
他のこと考えてて
言い方がきつすぎた

 

など

状況に合わせて。

子どもの年齢によっては全て理解できなかったとしてもとりあえず伝えることは大事です。

 

感情に任せて叱ったけど、それぐらい必要だった場合でも
きっと子どもはその時内容は入ってきてないので落ち着いた時に説明するのもありです。

 

そうすると子どもは「私のこと嫌いだから怒ったわけじゃない」

というように完結するということです。

 

私は、この完結させる話は最近聞いたのですが、実はある時からは自分の都合で怒ってしまった後に謝っていて、

「ママだって怒るときあるよ、悲しくて泣くときもあるし。だって人間だもん」

と言ったことがあります。確か娘が2歳か3歳ぐらいのときだったと思います。

 

意味は理解してないと思うんですが、本能的にわかったからなのか

そのことが残っていたようで

 

後から別の機会で

 

「さっき怒ってごめんね」って言ったら

「いいよ。だって人間だもんね」

と言われたことがあります。

 

私が主人と喧嘩して、感情が抑えきれず泣いたりするとすぐにタオルを持ってきて拭いてくれます。

 

喧嘩の後も、

「パパとママは喧嘩することもあるよ。意見が合わない時はあるの。でも見て、今は仲良し!」

そうやって完結しています。

 

 

あらゆる感情を出さないでいつでも穏やか母親像が良い

 

といういう人もいるかもしれません。

 

それが素でできるなら素敵なことだなと思います。

 

でももし、我慢して抑えているとしたら、
それは母親のメンタルが持たなくなってしまうかもしれません。

 

一番大事なのは

表面化している母親の言動なのではなく、真の心の状態だと思うからです。

 

だから私は、感情が出ちゃったらそれでいい。

自分にそう許可しています。

それがその時の自分の精一杯であったなら、その時の現在地でしかありません。

 

まぁ、目指してるところは素で穏やかな自分ですけどね。

 

大事なこととして、人間がもともと持ってる性質も違うってこと。

その性質を理解し、受け入れ、

自分と向き合い、そのままでいいのか? どうなりたいのか? どうしていくか?

を考えてそこに向かう。泥臭く。

 

これが私らしさ。

 

人それぞれ、性質も向かう先も異なるわけですから、

一番”自分らしい”っていう方法でいいんです。

 

◆まとめ

 

叱らない育児

褒めて育てる

こうしよう

ああしよう

 

色々言われています。

 

全ての子どもが異なる性質であり、全ての母親が異なる性質である

 

この前提があるのに、

教わったやり方、ノウハウ、そういったものをそのまま使って当然うまくいくはずがありません。

 

全ての事柄に正解なんてありません。

 

自分の性質を理解し、子どもの性質を理解し、自分で考えて正解を作っていくしかありません。

 

そのために必要なことが

 

自分と向き合うこと

 

これに尽きるのです。

 

さて、どうやって?

 

 

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